ES第4巻も無事発売されて何気にほっとしている今日この頃、雑誌の方ではようやく主人公の未祢と秋庭の気持ちが通じ合って、これからが作品の正念場という所でしょうか…。実はESの連載当初、私としてはそれほど恋愛部分に重点をおいてなかったのですが、意外にも読者が強く主人公2人の恋愛の顛末を希望していたようで、結構困惑しながらも未祢と秋庭の気持ちを改めて掘り下げていっているような次第です。自分ではあまり意識してなかったのですが、周囲では私=恋愛話必須というセオリーがいつの間にか出来上がってしまっていたのかなあ…と、正直言って我ながらちょっと戸惑っているような状態です。でもとりあえずなんとか最終回までこの緊張感を継続しつつ描きつづけていけたら幸いだと思っています。
それからプロフィール(経歴)に改めて補足をしておきました。一部の方ですが、私が突然小学館から講談社へと出版社を移った事や、一所の雑誌に落ち着かずにふらふらしている事が、どうも合点が行かず気になっているという事なので、一応経歴の82年、83年にそのいきさつを追記しておきました。よかったらそちらを再読していただければ幸いです。