2018/03/11


東日本大震災より7年が経ちました。
阪神大震災同様、あの未曾有の災害も時が経てば風化されていくのでは、などと危惧した事もありましたが、
4年前に広島土砂災害、御嶽山の噴火、2年前には熊本や私の郷里である大分での地震、
去年は九州北部豪雨の水害等、悲しい事にこの7年の間にまたもや多くの犠牲者が出てしまいました。
今年になってからも本白根山や新燃岳の噴火が相次ぎ、日本だけではなく世界中でもこういった突発的な自然災害が
常に発生しており、何かしらの不安がいつも付き纏うようになってしまいました。

豪雨被害のあった大分の日田市には学生時代から何度も遊びに行ったことがあり、
高校が美術の専門学校でしたので、スケッチ旅行として日田の玖珠川を描きに行った思い出もあり、
TVに映し出されていた惨状を見て本当にやり切れない思いに駆られました。

この7年の間に防災についての知識は向上したとは思っていますが、実際目の当たりにすると私自身、
何一つ満足に対応出来ないのだろうなと思います。
平穏無事である事がいかに貴重であるか、今日という日を迎える度に思い知らされます。
また、被災して生き延びたとしてもその後の再建がどれだけ過酷かという事も。
難しい事ですが、何事にも負けない強い心を持つ事が一番の防災となるのかもしれません。


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